頭の回転が速いとは？

「頭の回転が速い」という言葉は、辞書では「頭脳がよくはたらき、次々に考えを出したりまとめたりする。頭が切れる」と説明されています。他にもこのような状態のことを指すことが多いでしょう。

・判断力が速くてきぱきしている
・機転がきく
・会話を速いテンポで進められる
・相手の言いたいことがすぐにわかる、先を読むことができる
・仕事ができる、やることを要領よくこなす

仕事、学校、プライベート、テレビ…様々な場面で頭の回転が速い人は存在しますが、彼らにはどのような特徴があるのでしょうか？

①情報を分類して共通点を探し出すことが得意
頭の回転が速い人は、与えられた情報から要点を素早く見つけ、それと共通する話を瞬時にピックアップすることができます。情報をインプットする時にも要点や共通点で分類し、ラベリングしていると言います。このような「情報を分類して、共通点を探し出す意識」を使うことが日頃の習慣になっているので、アウトプット時にも必要な情報をすぐに引き出すことができるのですね。

②持っている情報量、知識量が多い

頭の回転が速い人は、情報を圧縮してインプットすることができるため記憶力も良いと言われています。また、知識を習得することにも貪欲なことが多く、「何でも知っている」「こんなジャンルにも詳しい」と言ったような印象を持たれることも多いでしょう。

③仕事に対して「効率化」を重視している
頭の回転が速い人は要点や共通点に絞って頭の中で情報を理解、整理できるため「今やらなければならないこと」「次にすべきこと」がとても明確です。
やることに迷いが生じにくいため、効率を意識しタスクを早く処理する仕事スタイルの人が多いと言えるでしょう。

頭の回転数はトレーニングによって上げることが可能です。今回は、日ごろの習慣で気を付ける点や問題を使ってトレーニングする方法をまとめた本をご紹介します。

「勉強は才能ではなく、テクニックを知っているか知らないか」というメッセージと共に、目標設定やモチベーション維持、スケジュール作成などについてのテクニックがまとめられています。

情報の要点や共通点を見つけて分類するためには、様々な情報をインプットしておく必要があります。この本は合計60問を解くだけで記憶力がアップするドリルです。コツは「楽しみながら」解くこと。ゲーム感覚で頭の回転数を上げたい方におすすめです。

こちらはビジネスパーソンにおすすめの一冊です。「成果を出す人とそうでない人の違いは、知識やスキルの量などではなく、知識やスキルを運用する「頭の土台の性能」にある」という著者の考え方のもと、土台の性能が高い人の思考習慣やマインドが45項目紹介しされています。